何もしない日があってもいい

この日は二人揃ってお休みの日で、朝から特に用事もない一日だった。

昨日5回目の妊婦健診に行った帰りに一週間分の買い物もしたので特に出かける用事がない。田舎に引っ越してくる前は街だったから、一歩外に出れば暇がそれなりに潰れていて「何もしない日」を過ごすことは一日もなかったことをふと思い出した。

そもそも一週間分の食料を買いだめなんてせず、毎日買い物に行っていた。家事の一つとして外出があった。

うちからスーパーまでの距離は遠い。街では徒歩10分だったのが今では車で50分。

毎日そんな距離を往復していては時間もガソリン代も勿体無い。てことで、買い物は週に一回買い溜め。最初は必要十分な量がわからず食材が少なかったり、多かったりしたのだけど移住2年もすれば丁度いい量がわかってくる。そして、私たち家族にはこの週一買い溜めスタイルがすごくあっている事に気づいた。食費は愕然と下がったし、冷蔵庫の中にいらないものが溜まらない。買い出しに行った日はパンパンになる冷蔵庫も、6日目にはすっからかんになっている。「必要なものを必要な分だけ買った」という充実感があって気持ちがいい。私の実家の冷蔵庫は常に食料がしこたま入っていた。空になるということはほぼない。たまに奥に手を伸ばしてみると何年ものかのジャムがあったりして、なんというか「実家の冷蔵庫」という感じだ。たまに帰省してもその様子は変わりなくそれを見て、育った環境が全て一個人に影響するわけではないんだなあ・・・と感じる。

話は戻って今日のこと。

夫は少し腰が痛いと言ってベッドからあまり動かずだった。

今日の晩御飯を作る以外のミッションがない私。

同じように一緒に寝てもよかったのだけどあまりに動かないのもお腹の子供によくない気もして一人で散歩に行く事にした。

いつも散歩は二人で行っていたので、一人で玄関を出るのが少し寂しい。

まあそんな事、一歩外に出れば忘れるのだけど。

1月中旬というこの時期は雪が積もっていてもおかしくない地域なのに今年は本当に一向に降る様子がない。刺すような冷たい風もあまりなく、日差しがホワッとあたたかくて春が来たのかと錯覚した。普段行かないルートを行ってみようと歩き始めると、丁度いい林があってセルフポートレートでもしようと寄ってみた。カメラはアイフォン。最近はこれで十分。いいアプリを見つけたから。本当は一眼レフも持ってるしそっちの方が使い慣れてるんだけど、なにせ重たいのであまり持ち歩かなくなってしまった。ブログが稼ぎに乗れば軽いミラーレス一眼を買いたいな。

それで、撮った写真がこれ。何回やっても全然満足する出来にはならなかった。

やっぱカメラには勝てないか。
オーバーサイズのセーターでお腹があまり目立たず残念。

人が全くいなければ、下着で撮ってもよかったんだけど車道が近くにあったので今回はやめておいた。

ウロウロしているうちに40分くらい経ち、お腹も張って来たので家に帰る。

オットさんはまだ寝ていた。16時か、晩御飯を作り出す時間。先日からずっと食べたかったカレーの準備をする。ご飯は土鍋でたいて、いつもは圧力鍋を使って時短で仕上げるカレーも今日はじっくり鍋でコトコト。19時にオットさんが起きてきたから一緒に食べた。

食べながら散歩で見つけたものの話をする。

「みて、これ。壁にみかんが浮いていると思ったら、木の枝にささってた。」

と写真を見せたら「なにそれ、怖」と笑った。一日ほぼ一緒にいて夫が笑う顔を今日初めてみた。そのネタが私一人で行った散歩にあったことが嬉しかった。辛そうに寝ていた夫を笑わせることができたのが、嬉しかった。

そんな一日だった。

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黄英
黄英です。2018年に都会から田舎へ移住をして、夫と二人で暮らしています。現在第一子妊娠中で春に生まれる予定です。
特にオシャレでもない、でもなんだか懐かしく感じるような生活を紹介できたらと思いブログをはじめました。改造したオシャレ古民家でもないし、手間暇かけた丁寧な食卓も出てきませんが、1日の終わりに今日もステキだったなと思える生活を心がけています。
どうぞよろしくお願いいたします。
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